業務用だけじゃない！ケルヒャーのおすすめ掃除機2選｜口コミ・評判もご紹介

ケルヒャーは世界中で愛されるドイツの清掃機器メーカーで、1988年に日本法人ができました。業務用掃除機・乾湿両用掃除機・スチームクリーナーなどがとても人気で、名前を耳にした方も多いのではないでしょうか。日本では、業務用掃除機やスチームクリーナーのイメージがあるかもしれません。

実は、ケルヒャーは家庭用掃除機も販売しています。主なラインナップは、湿ったほこりも吸い取れる「乾湿両用掃除機」です。屋内外を問わず、湿った枯れ葉やゴミを掃除できる優れた掃除機です。

ケルヒャーの掃除機は、普段の掃除はもちろん車内やガレージなどの掃除にもおすすめです。今回は、ケルヒャーの掃除機の種類や、メリット・デメリット、おすすめの掃除機を詳しくご紹介します。

ケルヒャーの掃除機は、室内だけでなく屋外でも使えるのが特徴です。まずは、ケルヒャーの掃除機の種類をご紹介します。

ケルヒャーの掃除機は、業務用だけでなく家庭用もあります。乾湿両用バキュームクリーナー・スティッククリーナー・フロアクリーナーの3種類です。ひとつずつ見ていきましょう。

「乾湿両用バキュームクリーナー」は乾いたごみだけでなく、湿ったものや液体も吸い取れるケルヒャーの代表的な掃除機です。他の掃除機では難しい、ガレージやテラスの掃除もできます。

また、乾湿両用バキュームクリーナーは、ごみの大小や湿り具合に関わらず、低消費電力かつハイパワーでごみをしっかり吸い取ります。ブロア（送風）機能搭載モデルもあり、落ち葉の掃除に便利です。

ヘッドを本体に収納でき、コンパクト収納が可能です。新開発されたフロアノズルを使うと、あらゆるごみを吸い取れてお手入れも簡単です。

ケルヒャーのスティッククリーナーは、日頃の掃除におすすめの掃除機です。少ないごみもさっと掃除できます。1.2㎏と軽量で、手軽にお掃除が可能です。軽量ながらも、ケルヒャーのクリーニングシステムでごみをしっかり吸い取ります。

スティックを傾けただけで電源が入り、ごみが溜まったらダストボックスを取り出して捨てるだけと簡単です。また、付属のブラシを簡単に取り外せて丸洗いできます。連続使用時間は約30分で、いつでもすぐに使用できます。コンパクト収納可能で、インテリアに馴染むデザインです。

フロアクリーナーは、水拭き掃除ができるクリーナーです。コードレスでいつでも簡単に水拭き掃除ができます。モップや雑巾ではなく、2本のローラーで掃除するローラータイプのクリーナーで、ヘッド部分が回転しながらきれいな状態で掃除が可能です。

ローラーはマイクロファイバー製で、1分間に500回転しながら掃除をします。また、バクテリアを99.97％除菌する効果もあります。スティック部分は左右どちらにも傾けることができ、ベッドの下も簡単に掃除ができます。

スティック部分をローラーと別に専用スタンドに収納でき、ローラーもスタンド内にしまえるのでコンパクト収納が可能です。連続使用時間は約20分で、ランプでバッテリーを知らせてくれます。

ケルヒャーの業務用掃除機は主に2種類で、ドライクリーナーと乾湿両用掃除機です。以下でご紹介します。

ケルヒャーのドライクリーナーは、コンパクトなボディながら吸引力がハイパワーです。丈夫で使いやすく、足で電源を入れられるフットスイッチが搭載されています。3層構造のフィルターを採用し、1,200Wモーターの吸引力を落とさずに掃除ができ、清掃の負担を減らします。

ケルヒャーのドライクリーナーは、コンパクトなボディで持ち運びが楽です。また、本体とパイプ部分を一緒に持て、移動が簡単です。人間工学に基づく製品設計で、日本の環境と日本人に合わせた製品サイズに調整されています。

機器によっては女性も使いやすく、よりコンパクトです。吸引力は変わらずハイパワーで、吸い残しがほとんどなく清掃者の負担を減らします。

家庭用だけでなく業務用にも、乾湿両用掃除機があります。業務用の乾湿両用掃除機は、「Tact」「Ap」「スタンダード」の3つのクラスが用意されており、それぞれ吸引力やフィルターに優れた特徴があります。

Tactクラスは、特許を取得した「Tactシステム」を採用した乾湿両用掃除機で、フィルターの汚れをきれいに吹き落とす独自の機能があります。Apクラスは高いフィルター能力を持ち、連続作業でも効率よく掃除を行います。

スタンダードクラスは丈夫で優れた耐久性を持っています。さらに軽量に作られており、毎日の清掃に役立ちます。

さまざまな種類がある、ケルヒャーの掃除機。ここからは、ケルヒャーの掃除機のメリット・デメリットについてご紹介します。

ケルヒャーの掃除機のメリットは、水洗い可能でお手入れ簡単なこと、固体だけでなく液体も吸い取れること、コンパクトで移動が楽なことです。

ケルヒャーの掃除機は、フィルターの水洗いが可能です。吸引力が弱くなった場合、フィルターを水洗いして吸引力を復活できます。本体の汚れは、ぬるま湯で水拭きをすればきれいになります。

ケルヒャーの掃除機で吸い取ったごみや液体は、ダストボックスやドレーンホースで簡単に取り除くことができます。モデルによっては、紙パックが必要がなく、そのままダストボックスから取り除けて便利です。

また、ボタンを押すとフィルターについたごみを落とせる機能があり、高い吸引力を保てます。

一般的な掃除機だと固体のごみを吸い取るだけのものが多く、液体も吸い取る掃除機は少ないです。ケルヒャーの掃除機の中でも、特に乾湿両用掃除機や乾湿両用バキュームクリーナーは、固体のごみだけでなく液体を吸い取ることもできます。

また液体を吸い取るだけでなく、モデルによっては液体を外に出すドレーンホースまで備えてあるものもあります。このタイプは液体の排出も簡単にできます。実際に、液体を床にこぼすと何度も拭かなければならず、大変です。そんな時にはケルヒャーの乾湿両用バキュームクリーナーが役立ちます。

ケルヒャーの掃除機はほとんどがキャニスター型ですが、家庭用はもちろん業務用でもコンパクトボディなので、移動や持ち運びが楽です。人間工学に基づいた設計で、お掃除の負担を減らす工夫がされています。

中でも、ケルヒャーのスティック型掃除機は、左右にスティック部分を倒すことができるので、移動や家具の下の掃除が簡単にできます。

家庭用と業務用の掃除機を比べたときに、一般的には業務用の方が性能がいい場合が多いです。しかし、ケルヒャーの掃除機は、家庭用でも業務用でも吸引力が変わらないのが魅力です。業務用レベルの掃除機を、家庭用でも使うことができます。

吸引力の他に、フィルター能力も家庭用と業務用の掃除機で変わらないのがメリットです。ケルヒャー独自の「フィルタークリーニングシステム」で、掃除のたびにフィルターをきれいにして吸引力を長持ちさせます。

次にデメリットを見ていきます。ケルヒャーの掃除機のデメリットは、コードレスで使える時間が少ない点、家庭用の掃除機が少ない点、充電に時間がかかる点の3つです。

ケルヒャーの掃除機は基本的にコードが有りますが、スティッククリーナーのようにコードレスのものもあります。コードレスはどこでも使えますが、充電時間によっては使用できる時間が少なくなります。

例えば、スティッククリーナーはコードレスで使える時間が約30分程度です。30分間でも十分に掃除できる方もいると思います。しかし、他のコードレス掃除機は、60分使えるものもあり、コードレス掃除機の中ではケルヒャーは連続使用時間が少ない方と言えます。

ケルヒャーの家庭用掃除機は、乾湿両用バキュームクリーナー・スティッククリーナー・フロアクリーナーの3種類です。他のメーカーの掃除機に比べると、ラインナップが少なく感じる方もいるでしょう。

同じく清掃機器を販売し、スティッククリーナーが人気のマキタは、少なくても5種類以上の掃除機のラインアップがあります。スティッククリーナーのラインナップも10種類以上あり、話題のロボットクリーナーもあります。

ケルヒャーはもともと業務用の清掃機器メーカーです。今後、業務用だけでなく家庭用の掃除機も、ラインナップが増えていくことに期待しましょう。

ケルヒャーの掃除機にはコードレス掃除機の他に、バッテリーで動く掃除機があります。バッテリーで動く掃除機は、充電時間が早くても5時間かかります。これは、他のバッテリー式掃除機よりも1時間程度長いです。

ただし、ケルヒャーのバッテリーの急速充電アダプターを使うと85分まで短縮できます。しかし他社のバッテリーの急速充電は約22分と短いものもあるため、ケルヒャーは充電に時間がかかる方です。

ケルヒャーの掃除機は、紙パックセットやエコフィルターなど、別売アクセサリーが豊富にあります。ここでは、乾湿両用バキュームクリーナーのアクセサリーについてご紹介します。

今回は、ケルヒャーの掃除機の種類やメリット・デメリット、おすすめ掃除機5選を紹介しました。ケルヒャーの掃除機は、種類は少ないですがそれぞれの機種に特徴があります。業務用レベルのケルヒャーの掃除機が欲しい方や大掃除を簡単にしたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。