水吸い込み可能な掃除機おすすめランキング｜乾湿両用ハンディクリーナーも紹介

飲み物を床やテーブルにこぼしたとき、布巾で拭き取れず苦労した経験がある方も多いのではないでしょうか。キッチンペーパーで水分を吸い取ったり、布巾を何度も水洗いしたりと何かと手間がかかりますよね。そんな時「さっと水が吸える掃除機があったらいいのに」と思った経験はありませんか？

実は、掃除機には乾いたゴミだけではなく乾湿両用タイプの水吸い込み可能な掃除機があります。乾湿両用タイプの掃除機があれば、飲み物だけでなく醤油やケチャップなどの食べこぼしを吸い取るのも可能です。

この記事では、乾湿両用タイプの水も吸える掃除機の選び方を解説。コードレスタイプなどの乾湿両用ハンディクリーナーおすすめ5選も紹介します。水を吸い取る掃除機をお探しの方は、ぜひご覧ください。

ハンディタイプの乾湿両用掃除機は床やテーブルに零してしまった飲み物を吸い取る時におすすめです。小さなお子さまがいるご家庭であれば、お菓子の食べこぼしもあっという間に片づけられます。また、洗面所やキッチンでも、調味料や水を零してしまった際に活躍します。

また、屋外で使用できるタイプは「バキュームクリーナー」と呼ばれており、主に業務用としてさまざまな場面で活躍します。バキュームクリーナーはパワフルな吸引力を活かし路面や床の水・濡れた枯葉・油・ヘドロなどを吸い取れます。

バキュームクリーナーはホコリ・チリ・水分などを吸いこめるため「乾湿両用掃除機」とも呼ばれます。屋内・屋外のどちらでも使用できるため重宝されますが、一般的な掃除機よりもフィルターが汚れやすく、こまめな掃除が必要です。また、やや重い場合が多い点もデメリットと言えます。

ここからは、「ハンディタイプ」「バキュームタイプ」についてそれぞれ詳しく解説します。ぜひ乾湿両用掃除機を選ぶ参考にしてください。

主に家庭や車内で使われることが多いハンディタイプの乾湿両用掃除機について紹介します。

ハンディタイプの乾湿両用掃除機は、液体を吸引しても逆流しない構造になっているため、小型でありながらしっかりと水分を吸引できます。液体をそのまま吸い取る機能を利用して、窓の結露を吸収するのも可能ですが、床に比べて吸引力が落ちる場合があります。

液体を吸うハンディタイプの掃除機は、機種によって数種類のアタッチメントが付属している場合があります。用途に合わせて使い分けできる点が特徴です。液体用のアタッチメントは、他社製品のものではなく指定のものを使いましょう。

バキュームタイプはハンディタイプと比べサイズの大きい製品が多いです。その分パワフルな吸引力を発揮するので、屋外での清掃に向いています。

バキュームタイプは屋外屋内問わず大量の水分を吸引できます。高圧洗浄で車等を洗った後、ガレージの床に溜まった水を吸引するときに利用したり、路面に溜まった水を吸引したりするときに便利です。業務用として売られている機種が多いですが、家庭でも大量に水や泥などの液体を処理しなければならないときに活躍します。

バキュームタイプは液体だけではなく、普通の掃除機では吸い取れない金属片や砂などある程度重さがあるゴミも吸引できます。さらに、液体は水だけではなくヘドロ・油・汚水などの吸引が可能です。

ここからは、乾湿両用掃除機を選ぶ際に重要なポイントを解説します。ポイントをしっかり押さえ、自分の希望に合った乾湿両用掃除機を選びましょう。

バキュームクリーナーの集塵容量は機種によって変わります。5リットル・9リットル・12リットル・18リットルといったタイプがあります。ハンディタイプの集塵容量も同じです。

また、乾湿両用タイプのため乾いたゴミと液体の比率によって集塵容量が変わります。ハンディタイプは、乾いたゴミの集塵量は約170ml～700ml・液体は約50ml～120mlと幅があります。

液体の集塵量は少なめなので、大量の液体を1度に吸引できない点を覚えておきましょう。詳細は機種によって異なるため、事前に各メーカーの公式サイトでスペックを確認してください。

屋外でも使えるバキュームクリーナーは乾湿両用として販売されており、液体も吸引できる機種がほとんどです。しかし、ハンディタイプの中には乾湿両用のタイプとそうでないタイプがあるので、必ず購入前に確認しましょう。

掃除機で水を吸う方法をお探しなら「スイトル」がおすすめ。キャニスター式の掃除機に取り付けて使用します。スイトルを取り付けることで、通常の掃除機の吸引機能で液体の吸引が可能になる便利でユニークな製品です。スイトルがどのような製品なのか詳しく解説していきます。

まずは、電源プラグからコードを抜く。コードレスタイプならバッテリーを外しておきましょう。次に以下の手順で、水抜きをおこなってください。

1. ホースや延長管、ノズルなどのパーツを外す
2. 外したパーツに付着した水を拭き取って風通しのいい場所で丸一日乾燥
3. ゴミをためるダストカップやフィルターを分解
4. ゴミを出したら洗えるパーツを水洗いしてタオルで水気を拭く
5. 1日ほど乾燥させたらダストカップやフィルターを元通りに組み立てる
6. 本体に取り付けたら電源につないで試運転をする

万が一普通の掃除機で液体を吸ってしまった場合にはすぐに使用を中止して、対処方法をメーカーサイトで調べるか、メーカーに問い合わせましょう。参考までに、パナソニックとシャープの公式サイトの案内を紹介します。

ハンディタイプの水を吸える専門の掃除機があれば、自宅の中で床やテーブルにこぼしてしまった飲物も、サッと吸引できるため楽で便利です。購入の際は、必ず乾湿両用タイプかどうかを確認して、目的にかなった水を吸える掃除機選びましょう。