掃除機の2台持ち｜ロボット掃除機・ルンバや スティック掃除機との併用はおすすめ？

掃除機といえば車輪の付いたキャニスター型が定番ですが「重くて掃除機掛けは重労働」といった方も多いです。しかも、高い所や隙間などはアタッチメントを変えても思うように動かせず、うまくゴミを取り切れないなんて経験はありませんか。

そこで、最近注目されているのが掃除機の二台持ちです。特にルンバなどのロボット掃除機とメイン掃除機の併用なら、掃除する場所によって使い分けができます。アプリを使った遠隔操作や、2階への持ち運びがなくなり、重さによる負担も軽減されるなんてメリットも。

記事では、掃除機のタイプ別の特徴や、より効率のいい組み合わせなどを紹介していきます。また、2台目におすすめの掃除機9選では、各タイプの人気掃除機を詳しくまとめました。掃除機掛けが楽しくできるように、ぜひ参考にしてみてください。

ここからは、具体的に掃除機の2台持ちのメリットとデメリットを見ていきます。二台持ちを考えている方は参考にしてみてください。

掃除機を2台併用する最大のメリットは掃除を時短できることです。掃除をする場所によって、種類の違う掃除機を使い分けるとスピーディーに、かつスムーズに掃除ができます。その結果、より丁寧に掃除機を掛けることができ一石二鳥です。

また、まとめて掃除する時間がない人も、普段はロボット掃除機やスティックタイプを活用して、メインの掃除は週末にしっかりとするなど生活に応じて使いやすいパターンはいくつか考えられます。

便利でメリットの多い掃除機の2台持ちですがデメリットもあります。組み合わせによっては「置き場所に困る」場合があります。特に、キャニスター型の掃除機は1台でも意外に大きく場所をとります。どの組み合わせでも収納スペースは確保しておきましょう。

キャニスター型1台で掃除をしていた時と違い、かえって電気代が掛かってしまう場合もあるので注意が必要です。　

具体的に掃除機の2台持ちがおすすめな場面を見ていきましょう。ポイントは掃除機の移動や、掃除機を掛けられる時間がどの程度確保できるかです。

戸建てにお住まいで上の階のお部屋を掃除するのに、キャニスター型を持って階段の上り下りは体の負担が大きいです。そんな時には、スティックタイプの掃除機を併用するのもおすすめです。年配の方にはスティックタイプより軽量なハンディ型も使いやすいですよ。

特に、階段回りなどは軽量で持ち運びやすいハンディ型や、スティックタイプだと小回りが利いて楽にお掃除ができます。

平日はいつも忙しいのでなかなか掃除機を掛ける時間がなく、休日にまとめて一気に掃除するタイプの人には掃除機の二台持ちをおすすめします。特に、平日のお掃除ができないけど汚れが気になっているなどのお悩みを持つ方は、アプリで操作できるロボット型掃除機を活用してみましょう。

また、ロボット型掃除機までは使わなくても、スティックタイプやハンディ型で見える範囲をチョコチョコと軽く掃除しておいて、休日はキャニスター型で本格的に掃除するといったパターンにもおすすめです。

掃除機の種類は全部で4機種があります。それぞれの特徴を知って、掃除機の二台持ちの組み合わせパターンの参考にしてください。

掃除機の形状は主に4種類あります。使う場面に応じてそれぞれの掃除機を使い分けると効率よくお掃除が可能です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

キャニスター型は掃除機の定番で、使用割合が高く、多くの皆さんがイメージする掃除機がこのタイプです。本体にモーターを搭載し、車輪を転がして移動しながら掃除します。最近はモーターの軽量化とヘッドの改良で、ラクに取り回しができるタイプも多いです。

吸引力は掃除機の中でも一番高く、メイン掃除機として活躍します。ただ、音が大きく、マンションなどでは早朝や深夜は避けるなど、使用する時間帯に気を付けたいタイプです。ダスト方式は、紙パック式とサイクロン式があり電源はコンセントから取ります。

ここ数年の需要の高まりからロボット掃除機の進化は目覚ましく、サブの掃除機からメイン掃除機としても使われています。従来は、外出中に広い範囲を大雑把にゴミをとる程度、段差や畳などは不得意で中には勢いで家具にぶつかってしまうものもありました。

ところが、最新のモデルは高性能センサーを搭載し、少しの段差ならば乗り越えて掃除をし方向変換もできます。また、畳はもちろん中には水拭き掃除ができたり、スマホと連動してスマートスピーカーと連携し音声操作ができるモデルもあります。

スティックタイプの掃除機は、軽量で取り回しがしやすく階段や高いところなど、キャニスター型の掃除機では重くてとても掃除しきれない所も、片手で楽に掃除ができます。また、ワンタッチでハンディタイプに早変わりするタイプも多いのが特徴です。

特に、最近のスティックタイプの掃除機は吸引力も強く、しっかりとゴミを吸い取ります。さらに、集塵方式もサイクロン式や紙パック式があるほか、バッテリーも長持ちのコードレスタイプなど種類も豊富でとても使いやすくなっています。

ハンディタイプの掃除機は軽量でコンパクトなため、テーブルの食べこぼしや、車内などをワンポイントでお掃除するのに便利です。形もハンディ専用タイプとスティックタイプの掃除機をハンディ掃除機に変換できるタイプがあります。

集塵方式はほとんどのタイプでカップ式になっているので、ワンタッチでゴミを簡単に処理できます。価格も2、3千円～2万円台と種類も豊富です。

ここでは、ダスト方式の違いを見ていきます。カップ式と紙パック式がありますが、それぞれメリットとデメリットがあるので使いやすい方を選びましょう。

紙パック式の掃除機は、メーカー専用または共通の紙パックがあります。紙パックをセットしてゴミが溜まると取りだし処分するだけで、手を汚さずホコリが舞わずに吸い込む心配もありません。また、サイクロン式のようにゴミの目詰まりなどもなく、本体の手入れは基本不要です。

ただし、紙パック代のコストが掛かってしまうデメリットがあります。なお、紙パックはメーカー品がおすすめです。メーカーの紙パックはその掃除機に合わせて作られぴったりとフィットするほか、排気も綺麗にする工夫がされています。

サイクロン式はダストカップにゴミを溜め、きれいな空気を輩出します。ダストカップに溜まったゴミを捨てるだけなのでコストは掛かりません。ただ、機種によってはフィルターの目詰まりを定期的にお手入れする必要があり、その分手間が掛かってしまいます。

また、ゴミを捨てる際に粉塵が舞ってしまい吸い込んでしまう、といったデメリットがあります。今では、キャニスター型・スティック型・ハンディ型とそれぞれにサイクロン式があります。

掃除機を掛ける際に、コード付きかコードレスかは大きく違います。ただ、コード付きのタイプ、コードレスのタイプはそれぞれメリット・デメリットがあるので見ていきましょう。

コード付きの掃除機のメリットは、使いたいときにバッテリー切れを気にせずに長時間、掃除機を掛けられる点です。また、モードも「強」で一気に掃除ができるので、時間の節約にもなるほか、家事の予定が組みやすくなります。

ただ、コードの範囲でしか掃除ができないので、違うお部屋を掃除する際は、いちいちコンセントの差し替えを行う必要があり面倒に感じる場合も。またコードが絡まってしまうといったデメリットもあります。

コードレス掃除機の魅力は、コードを気にせずに広範囲を掃除できる点です。コードの絡まりや、肝心なところでコンセントからコードが抜けてしまうなどの場面がなく、スムーズに掃除ができます。実際にコードレス掃除機を使うとその取り回しの楽さに驚く人が多いです。

ただ、バッテリーを気にしなければならず、「強モード」を使っているとにすぐにバッテリー切れになってしまうデメリットもあります。

ここからは、掃除機それぞれの具体的な組み合わせパターンをご紹介します。どのタイプが使いやすいか、参考にしてください。

掃除機の二台持ちのパターンで一番多いタイプの組み合わせです。ロボット型掃除機をサポートに、メインのお部屋の大まかなところを掃除しておいて、細かなところや隙間などをキャニスター型やスティックタイプで掃除すると、かなりの負担が軽減されます。

ただ、高機能センサー搭載など最近のロボット型掃除機は進化していて、かなりきめ細かく隅々まで掃除ができるので、メインとしても使えるものもあます。

メイン掃除機のキャニスター型やスティックタイプだけですべての部屋を掃除していた今までのパターンを少し変えて、軽量で小型のハンディ型を取り入れてみましょう。体の負担や時間の短縮に繋がります。

お部屋の中心部分の広い所はキャニスター型やスティックタイプで掃除をして、細かい部分はハンディ型を使うようにすると、掃除の作業効率がグンとアップしますよ。

従来のキャニスター型の掃除機だけで掃除をするのはとても大変です。キャニスター型のデメリットはその重さです。特に、階段や高い所などでは持ち上げるのにも一苦労です。そこで、二台目の掃除機として組み合わせたいのが、スティックタイプの掃除機です。

スティックタイプの掃除機は軽量で、メーカーによっては吸引力が強く継続するタイプもあります。なかでもコードレスタイプは取り回しも楽で、体の負担も大きく違います。

スケジュール設定をしておけば、自動で時間になると掃除を始める便利な掃除機ロボット「ルンバ」。2台持ちする人も増えている中、気になる方も多いのでは。ここでは2台持ちのメリット・デメリットについてまとめました。

メリット

• 同時に複数の部屋の掃除が可能
• 掃除時間の短縮が可能

デメリット

• 中のフィルターの掃除やゴミ捨てなど掃除の手間が増えて面倒
• そもそも機械の操作に弱い方には不向き

1部屋を1台で掃除する時間の目安が30分なので、同時に2台稼働すれば15分で済みます。また、2階の部屋の掃除をルンバに任せれば、重いメイン掃除機を持ち運びが不要となるため高齢世帯にもおすすめです。

予算はしっかり組むから、もっと掃除を楽に済ませたい、とお考えの方には、ダイソンとルンバの併用がおすすめです。主な掃除はルンバに任せておき、取りきれなかった角の埃や塵をダイソンの掃除機でカバーします。

ダイソンの掃除機には、小回りが利いて、持ち運びにも便利なスティックタイプのものがおすすめです。スティックタイプのダイソンは、ハンディタイプにもなるので、床だけではなく、ソファや机の上など、思い通りに掃除できます。予算は7～8万円程度を用意しておきましょう。

ここからは、人気の2台目掃除機をタイプ別にご紹介します。お持ちの掃除機にプラスするなど、ぜひご参考にしてください。

2台目におすすめのロボット型掃除機を3機種ご紹介します。進化したロボット型はサブやメインにも使えますが、中にはロボット型掃除機を2台使っている方もいます。

最近の注目のハンディ型は吸引力が強力で、さまざまシチュエーションで活躍します。メイン掃除機にぜひ付け加えたい一台です。

二台目に持ちたい、軽量キャニスター型の掃除機や売れ筋のスティックタイプの掃除機をご紹介します。メインにもサブにも使える便利なタイプです。

掃除機の2台持ちのおすすめのご紹介でした。毎日の掃除をより効率的に、より負担が掛からないようにする掃除機の2台持ちは、とくにロボット型・スティックタイプ・ハンディ型の掃除機の進化とともに浸透してきています。ぜひ、一度お試しください。