掃除機の平均価格・値段相場はどれくらい？メーカー別に解説｜おすすめ15選も

家の中を清潔に保つために欠かせない掃除機は、大きく分けると「キャニスター型」、「スティック型」、「ロボット掃除機」の3種類あります。種類やメーカー、機能によって価格はピンからキリまでさまざまです。

掃除機の平均価格がわからない場合、どれを選びいくら出すか悩みがちですよね。購入後の失敗を防ぐためには、事前にライフスタイルや用途にあった選び方が大事です。買って良かった掃除機・買ってはいけない掃除機も存在するため、正しい知識を身につけましょう。

そこで今回は、掃除機の値段相場・選び方・価格別のおすすめ掃除機について解説します。人気のコードレス掃除機や、ダイソン・パナソニックなど大手メーカーの製品から安い製品まで紹介するので、ぜひ参考にしてください。

掃除機は、安いモデルで1万円以下から、高級なモデルだと10万円超えまでピンからキリまで揃っています。掃除機の売れ筋相場は3万円台のモデルが多く、コンパクトなスティック型のが人気です。中には9000円台から1万円台と安価に買える人気モデルもあり、「ちょっと使い」に重宝します。

ダイソンや日立といった人気メーカーの掃除機は、3万円弱から5万円のモデルが多く、値段にかかわらず人気です。トレンドのロボット掃除機は、キャスター型やスティック型のタイプに比べ高価格。比較的安い売れ筋モデルで4万円ほどになります。掃除機は、価格の大きさより目的や機能性を重視して選びましょう。

昔から掃除機と言えばこれ。一般的な掃除機のキャニスター型です。ゴミを吸引する力がもっとも強く、集じん容量も大きい物が多いため、広い場所のメイン掃除機として人気があります。掃除するスペースが広い方や、とにかく吸引力にこだわりたい方におすすめします。

キャニスタータイプの相場は、高価なモデルで3・4万円台ですが、人気なのは1万円台のモデルです。紙パック式の集じん方式がスティック型に比べ種類が豊富なので、紙パック方式にこだわりたい方は、キャニスター型を選ぶといいです。キャニスター型の売れ筋メーカーには、パナソニック・東芝・三菱電機などがあります。

収納が楽な縦置きできる掃除機です。ハンディタイプとしても使える2In1（2way）タイプやコードレスタイプ、2kgにも満たない軽量なモデルが多く、充電して使います。スティック型は、2万円から3万円のモデルが人気で、キャニスター型に比べ価格がやや高めの傾向にあります。

モデルスティック型の人気上位は、安定の人気を博す日立とダイソンの商品がほとんどです。なかにはマキタの1万円の商品もあり、高いレビュー評価を受けています。一人暮らしの人や、こまめに掃除機をかけたい方におすすめです。集じん方式は、サイクロン式のタイプが多いため、排気の清潔度にこだわりたい方はしっかりチェックしておきましょう。

電源を入れて放っておくだけで、自動的に掃除をしてくれるロボット型の掃除機です。ロボット掃除機の相場としては、売れ筋のモデルで4万円から10万円超です。どこまで便利性を求めるかにもよりますが、機能性が高くなればなるほど価格も上がります。安いモデルだと2万円弱からの購入が可能です。

ロボット掃除機の代表的なメーカーは、「ルンバ」です。いまだに、ルンバの人気は高いですが、パナソニックやANKERなども、ルンバに比べ低価格で販売しています。留守中などに使えば効率がアップ。忙しくて掃除する時間のない人や面倒くさがりの人にもおすすめです。

ハンディタイプはスティック型よりもコンパクトで、必要なときにすぐに使える手軽さが人気です。コードレスタイプが多く、車の中の掃除にも便利に使えます。軽くて手に持ったときの操作性がよく、細かいところの掃除にも使いやすいのも特徴です。

「集じん方法」とは、掃除機でゴミを集める方法です。集じん方法には主に、「サイクロン式」と「紙パック式」があります。それぞれの特徴を下記にまとめました。

サイクロン式は、紙パックを使わず遠心力でゴミと空気を分離し、直接ゴミや誇りをダストボックスに集める集じん方式です。毎回ゴミを捨てる手間はかかりますが、紙パックを買う必要もないのでランニングコストを抑えられます。

サイクロン式で人気のメーカーは以下のとおりです。

• ダイソン
• 日立
• パナソニック
• 東芝
• アイリスオーヤマ

サイクロン式は、毎回掃除機をかけた後のゴミの量を見られるので、掃除をするモチベーションが上がります。清潔さを重視する人は、ダストカップが丸洗いできるか、排気フィルターの性能などもチェックしておくといいです。

紙パック式は、紙製の専用袋に吸い取ったゴミを集め、いっぱいになったら取り替える集じん方式です。サイクロン式に比べお手入れが簡単。ゴミをパックのまま丸ごと捨てられ、ホコリやゴミ・吸い込んだ虫などを見ることもありません。

ただし、吸引した空気は中に入ったゴミを通して排気されるため、パック内のゴミがたまるとにおいが気になってくる難点もあります。紙パックの交換は、ゴミをためすぎる前に早めに取り替えるようにしましょう。

紙パック式で人気のメーカーは以下のとおりです。

• マキタ
• パナソニック
• アイリスオーヤマ
• 三菱電機
• 日立

コードレス式掃除機は、取り回しやすく、コードが届きにくい場所も楽に掃除できます。一人暮らしの家から一戸建てまで幅広く活躍。特に、物が多い家庭やこまめに掃除する人、掃除機をさまざまな場所で使いたい人におすすめです。

下記のメーカーが、コードレス掃除機で人気です。

• ダイソン
• 日立
• マキタ
• アイリスオーヤマ
• Shark

コードレス掃除機は、手元が重くなりがちだったり吸引力が弱いデメリットがあると言われがちです。ですが、最近ではそのデメリットを改善したモデルが多く販売されています。コードレスのスティック型だと、サッと取りだして使え場所を選ばずスマートな収納が可能です。

掃除機の選び方について詳しくはこちら。

こちらでは、人気メーカーの掃除機を、最近話題の「スティック型」とトレンドの「ロボット型」に分けて価格比較し、細かく解説します。

スティック型掃除機における人気メーカーの価格を表で比較してみました。

比較してみると、「ダイソン」と「三菱」は約3万円台～と平均価格が高価な印象です。一方で、「アイリスオーヤマ」と「マキタ」は、1万円以下のタイプも多く、比較的お手頃な値段。とにかく安いモデルをさがしている方は要チェックです。

さらに、幅広いタイプの掃除機を展開している「日立」や「パナソニック」は、1万円台～7万円台までと値段も幅広く設定されています。スティック型掃除機は、お手軽なモデルから、高価なモデルまでさまざまな種類があるといえます。

続いて、ロボット型掃除機における人気メーカーの価格を表で比較してみました。

ロボット型といえばルンバを開発した「iRobot」のロボット掃除機です。売れ筋のロボット掃除機のトップ商品はほとんどのモデルがiRobot。価格も2万円台のお手頃なものから18万超えの高級モデルまで、幅広く展開しています。

価格をみるとロボット型は、他のタイプに比べ、料金設定が高い傾向にあります。ほとんどのモデルが3万円を超えるモデルです。しかし中には、「アンカー」のロボット掃除機のように1万円台のモデルもあるので、機能やスペックをよく確認して検討しましょう。

家電量販店は3月と9月に決算セールを行うことが多いため、通常より安い掃除機が手に入ります。また、月末も月間売上目標を達成するためにセールを行なっている場合があります。さらに、新モデル発売の1ヶ月ほど前も旧モデルになる予定のものが、安く販売されるので狙い目です。

買って良かった掃除機・買ってはいけない掃除機を見分けるポイントは下表の通りです。参考にお役立てください。

掃除機の価格は、タイプや機能によって1万円以下から10万円を超えるモデルまでさまざまです。人気メーカーのモデルでも、お手軽に購入できる掃除機もあります。自分に必要な機能とライフスタイルを照らし合わせ、納得できる価格の掃除機を選びましょう。