羽なし扇風機のおすすめ人気ランキング13選【アイリスオーヤマやヒーター付きなど】

今回の記事ではアイリスオーヤマの最新扇風機など、羽なし扇風機の人気おすすめランキングを紹介しています。以下の記事では人気のサーキュレーターについても紹介しています。ぜひ参考にしてください。

羽なし扇風機はすっきりしたデザインと、羽に手を巻き込まれにくい安全性の高さから近年人気を集めています。実は内部に羽がありますが、送風口が小さいので目立たず、また手を触れてしまう心配がありません。

そんな羽なし扇風機には置き型だけでなく首掛け・吊り下げ・サーキュレータータイプなど多くの種類があります。ヒーター付きなど性能もさまざまで、ダイソン・アイリスオーヤマなど扱うメーカーも多く選ぶのが難しいですよね。

そこで今回は、羽のない扇風機の選び方とおすすめ商品を口コミと併せてランキング形式で紹介します。ランキングは価格・付加機能・運転音の大きさを基準に作成しました。購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

まずは羽なし扇風機の仕組みと併せてメリット・デメリットについてご紹介します。羽なし扇風機はデザイン性が高いだけでなく、置く場所を困らない利点があります。

羽根のない扇風機は、その構造上風を生み出す部分が外からは確認できません。ダイソンの製品を例にとると、基底部に風を発生させるファンとモーターが組み込まれており、この部分から空気を取り込みます。

その後、風は見えない内部のメカニズムを通じて上方に押し出されます。つまり、吸気口から外部の空気を取り込み、内蔵部の羽やモーターから外へ送り出すイメージです。内部に羽はあるものの外からは羽に触れないような作りになっている製品もあります。

羽なし扇風機のメリットとして、おしゃれでデザイン性が高い・置く場所を取らない・付加機能が充実した商品が多いなどがあげられ、インテリアとしても楽しめます。

スタイリッシュでスリムな製品が多く、おしゃれな家電です。多くの羽なし扇風機は縦長なので、お部屋の隅などの狭いスペースに配置できます。スペースを節約したい方には、羽なし扇風機はおすすめです。

また、小さな子供やペットがいる家庭では扇風機の羽で怪我をする心配を減らせるのも嬉しいポイントです。

デメリットは価格が高い・運転音が大きい・多機能だと電気代がかかるなどがあります。従来の扇風機は数千円程度で買えますが、羽なし扇風機の場合、製品によっては数万円程度かかります。

さらに価格だけでなく、電気代も高いです。また複雑な空気の流れを生み出すので、運転音がうるさいときもあります。ただし運転モードを就寝時用であれば、騒音が気にならない程度に静かです。

また、羽なし扇風機は構造上お手入れがしにくいタイプもあるため、掃除のしやすさで選ぶのも1つのポイントです。

数多くある羽なし扇風機の中からご自分に合ったものを選ぶためのポイントをまとめました。順にご紹介していきます。

羽なし扇風機のタイプにはさまざまな種類があり、ここではそれぞれの特徴をご紹介します。使用場所や使用目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

縦に長くスリムな羽なし扇風機は、タワータイプ・タワーファンタイプ・床置きタイプと呼ばれます。床に置いて使いたい方におすすめです。羽つき扇風機と違って場所を取らないので、リビング・脱衣所・キッチンなどの限られたスペースにも置けます。

いろいろな部屋で使いたい場合は本体の重さもチェックすると楽に移動できます。多機能なものは重くなる傾向にあるので、機能と重さのバランスを考えましょう。以下の記事では、タワーファンについて詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

部屋をすっきり見せたい場合・デスクで使用したい場合・ベビーベッドに寝ている赤ちゃん用に使いたい場合などは、卓上タイプや壁掛けタイプの羽なし扇風機がおすすめです。室内での持ち運びも簡単なので、生活のあらゆるシーンで使えます。

ただし床置きのタワータイプと違い、サイズが小さい分機能も簡易的なものが多いです。機能面はそこまで重視せず手軽さを求める方には、卓上タイプ・壁掛けタイプの羽なし扇風機がおすすめです。

以下の記事では、卓上扇風機について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

近年流行のハンディ扇風機には羽なしタイプもあります。怪我の心配がなく、お子さんがいる家庭でも安心。普段の生活や屋外のイベント・レジャーのときにも、手軽に熱中症対策ができます。

柄の部分が自立するものはテーブルに置くなど卓上タイプとしても使えます。首掛けタイプはハンズフリーで涼めるほか、ベビーカーに取り付けられるタイプも手持ちする必要がありません。以下の記事では、携帯扇風機について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

扇風機の運転音は、主にモーターの種類によって左右されます。モーターにはAC・DCの2種類があり、ACモーターは安価である一方騒音レベルが高く、DCモーターは高額な一方で静音性が高いです。

音の大きさはdb（デシベル）で表され、30dbがささやき声、40dbで図書館・夜中の街、50dbがクーラー・換気扇レベルです。以下の記事は静かな扇風機のご紹介ですので、こちらもぜひご覧ください。

羽なし扇風機を選ぶときには、電気代も気になります。消費電力は商品によって違うので、ここでは有名なダイソンの商品を例にあげてご説明します。通常の扇風機機能であれば、一般的な羽ありの扇風機よりも電気代は安く抑えられます。

ただし温風機能はエアコンや電気ヒーターより電気代が高いので、抑えるためには他の暖房器具と併用するなど工夫が必要です。またダイソンに限らず電気代をより抑えたい方は、消費電力が少ないDCモーター搭載のものを選びましょう。

羽なし扇風機の中には空気をきれいにしたり、温風が出たりと付加機能が付いたものもあります。具体的にご紹介しますので気になる機能をチェックしてみてください。

送風しながら空気をきれいにできる空気清浄機能。ペットや小さいお子さんがいるご家庭など、きれいな空気を循環させたい方におすすめです。別で空気清浄機を置かなくていいので、部屋をいろいろな物を置きたくない方にも向いています。

ただし難点もあり、空気清浄機より対応範囲が狭く、通常の羽なし扇風機よりもお手入れに手間がかかる、値段が高いなどがあげられます。これらも考慮して選んでみてください。

扇風機は暑い季節にだけ使うイメージがありますが、温風機能があると寒い季節にも、ヒーターとして温かい風を送れます。また、送風・ヒーター付き・サーキュレーター機能がついていると、どんな季節でも空気の循環や入れ替えに使用できます。

部屋の広い範囲に風を送りたい方には首振り機能付きがおすすめです。首振りの角度が大きければ大きいほど広く風が行き渡るので角度のチェックも重要。また、その際に「風量調節」も可能かどうか確認すると、より好みに合った送風ができます。

就寝時にも使いたいならタイマー機能やおやすみモード付きが必須です。1時間単位の商品が多いですが、15分・30分と分単位で設定できるとより使いやすいです。起床時にも使うなら入タイマーの有無もチェックしましょう。リモコンで操作できるかもポイントです。

離れた場所から操作したいならリモコン付きのものがおすすめです。リモコンがあればソファに座ったまま、ベッドで寝たままでも操作ができます。リモコンを本体に収納できるタイプなら失くす心配がないのでぜひチェックしてみてください。

送風だけでは乾燥が気になる方には、加湿機能付きの羽なし扇風機がおすすめです。ミストと風の気化熱で、温度も下がります。アロマオイルを入れられる商品もあり、気分に合わせてお好きな香りの風を送れます。

羽なし扇風機は、スリムタワータイプ・ドーナッツタイプ・球体タイプなどのデザインがあり、色展開も定番の白・シルバー・オールブラック・木目調などさまざまです。インテリアや部屋の雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。

羽なし扇風機の価格は羽ありよりも高いです。羽あり扇風機の価格のほとんどが数千円～1万円台に対し、羽なし扇風機の価格は多くが1万円～7万円超とその差は歴然。空気清浄機能や温風機能など多機能なものほど価格も上がります。

一方で、タワーファン型の羽なし扇風機であれば1万円以下でも取り扱いがあるので、予算を抑えたい方はぜひ参考にしてください。

羽あり扇風機は決して安くはない家電です。なので有名な人気ブランドから商品を選ぶのもおすすめ。大きな買い物なので長く使えるかは重要なポイントです。

羽なし扇風機といえばダイソンを思い浮かべる方は多いです。実際に市場シェアも圧倒的な高さを誇ります。価格は高めですが、空気清浄機能や温風機能など多機能な商品が多いのが特徴で、口コミでも話題です。

以下の記事では、ダイソン扇風機について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

羽なし扇風機は国内メーカーからも発売されています。中でも低価格で注目されているのがアイリスオーヤマ。人気のタワーファンは羽に触れない設計になっており、安いリーズナブルな羽なし扇風機を求める方にもおすすめです。

なお、現時点ではアイリスオーヤマにヒーター付きの羽なし扇風機の販売はありません。

パナソニックの羽なし扇風機は、インテリア性の高い丸い形をしているのが特徴です。ボールのような見た目で穴が開いています。本体背面にある吸気口から空気を吸い込み、ファンで空気を高圧化。吸い込んだ空気の約7倍の風がでてくる仕組みです。

シャープの羽なし扇風機は、プラズマクラスターで空気浄化・消臭もしてくれるのが特徴です。肌の乾燥も抑えてくれるので、女性におすすめです。また低騒音で省エネなので、音が気になる方や、電気代が気になる方にもぴったりです。

ニトリの羽なし扇風機は、卓上とパソコン上に付けて使えるのが特徴です。スリムタイプなので場所を取らず、卓上にあまりスペースがない方にもおすすめです。風量は3段階設定できます。コードレスタイプで、風量弱設定で約5時間使用できます。

※本記事では、羽なし扇風機と羽に触れない設計の扇風機の両方を紹介しています。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

実際に発売当初の羽なし扇風機は、寝室で使用すると子どもが眠れないほどモーター音がうるさくいなどの指摘がありました。しかし現在のモデルでは、使用時のデシベルが10～50dB台であり、これは換気扇やエアコンの室外機と同等かそれ以下です。

音の感じ方は人それぞれなので、気になる場合は最寄りの販売店にある実機をチェックしましょう。羽のない扇風機にこだわらず通常の扇風機をお探しの場合は、以下の記事もご覧ください。

従来の扇風機には、ほこりが羽などにつきやすいです。その一方で羽なし扇風機にはそもそも羽やカバーがないため、掃除がとても簡単です。ただしお掃除をしない場合には故障の可能性がありますので、お手入れを日頃からしながらの使用が大切です。

機械の内部に羽根がある羽根なし扇風機は、分解してお掃除できません。フィルターによってホコリが吸引されるのをガードする構造なので、吸気口辺りのホコリを2週間に1回を目安に、やわらかい布を使ってふき取ってお掃除できます。

誰でも使いやすいアイリスオーヤマのサーキュレーターは、多機能で1年中使えて、1台何役にもなるためおすすめです。メリット・デメリットと選び方をしっかりおさえて、自分に合った羽なし扇風機を選んでください。