掃除機の安い時期は何月？｜買い時・モデルチェンジの時期は？【日立・ダイソンも】

掃除機の買い替えを検討している方は、安くなる時期がいつなのか知りたいですよね。掃除機は決して安価な家電製品ではないので、慎重に購入時期を選び、なるべく価格を抑えて欲しいモデルを手に入れたいものです。

掃除機は生活必需品なので常に需要があり、値段が下がりにくいと思う方もいるかもしれません。しかし、同じ製品でも買い時を見極めて新製品発売時期やセール時期などの安い時期を狙えば、割安で購入できます。

そこで今回は、掃除機はいつが安いのか・モデルチェンジや買い替えのタイミング・選ぶ際のポイントについて解説します。また、ダイソンや日立などの人気メーカーを含むおすすめ製品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

掃除機が安くなる時期を解説します。大きくわけて3つの時期があるので、欲しいモデルがある方は、ぜひチェックしてください。

家電量販店は、決算前は売上を上げるために家電製品を割安で販売します。なので、掃除機をお得に購入したい方におすすめの時期です。この時期は掃除機以外の大型家電もお得に購入できる時期となっています。

ほとんどの家電量販店の決算期は3月・9月の場合が多いです。この時期に気になっている掃除機をチェックしておきましょう。また、家電量販店では要らなくなった掃除機の下取りサービスを行っている場合もあります。下取りサービスを行っているか事前にチェックしておくのも、お得に掃除機を購入する秘訣です。

決算月以外にも、家電量販店では毎週土曜日にチラシを出すことが多いです。土日祝のセールでお得に購入できるものもありますので、チェックしておくことがおすすめです。

意外と知られていない月末セールですが、家電量販店では月間売上も重要なポイントのため、月の最終週末は値下げをし、月末セールを行う場合が多いです。一般的に給料日後なので、消費者側にとっても好条件なのもポイントです。

月末セールの他にも新生活応援セールやＧＷセールなど季節によってさまざまなセール・キャンペーンがあります。掃除機をはじめとする高価な生活家電が一斉に値下げするので、要チェックです。ただし、販売台数の限りやクーポンが必要などの条件がある場合もあります。

メーカーが掃除機の新製品を販売する時期は、旧モデルの値下がりが期待できます。最新モデルにこだわらない方なら旧モデルをチェックしておきましょう。旧モデルが安くなるのは、新製品販売の1か月前が狙い目です。

ただし、新製品の入れ替え時期はメーカーによって違います。好みのメーカーがあるのであれば、そのメーカーが新製品を販売する日を調べてピンポイントで確認しておくべきです。下記に掃除機で人気のパナソニック、日立、ダイソンの安くなる時期をまとめているので参考にしてください。

メーカーによって新製品の販売時期が違うため、好きなメーカーがあるのならそのメーカーのモデルチェンジなどの情報をこまめに確認しましょう。人気メーカーの時期を参考にしてください。

人気のパナソニックの掃除機は9～11月の販売が多いです。時に家電量販店の決算セールが終了した後に販売される場合があります。これらの時期は安く買う時期としては適していないため外しましょう。

最新型を少しでも安く購入したいのであれば、12月が狙い目です。ボーナスを見込んだ年末セールが安い時期となります。旧型モデルでもいいのであれば12月まで待たず、新製品が販売される1か月前の8月頃が狙い目です。9月は旧モデルが安くならない傾向にあるので、気をつけましょう。

日立の掃除機は3～5月に新製品の販売が多いです。進学や就職など新しく一人暮らしをする方が増えるため、冷蔵庫や洗濯機など他の家電とセットで購入すると安くなる場合があります。掃除機単体だとお得感は薄いかもしれません。

日立の場合、モデルによって発売時期にばらつきがあり予測するのは難しいため、欲しい製品の販売時期を探って計画を立てておきましょう。最新掃除機を少しでも安く購入したい場合は、セール時期を狙いましょう。型落ちは新製品が販売される1か月前が買い時です。

シャークはダイソンと並び、全米でシェアが1位の大手掃除機メーカーです。シャークの掃除機は6月～10月に新製品の販売が多いです。6月は一般的にボーナスの時期なので注目してみましょう。

さらに安くシャークの掃除機を購入したいなら公式通販を検討してください。定期的にセールが行われるだけでなく、アウトレット品の販売があります。パッケージ破損した未使用の製品なので、掃除機本体の品質には問題ありません。最大40%OFFでお得に購入できます。

ダイソンの新製品の販売は3～5月あたりになります。3月だと家電量販店の決算時期と重なっていますが、メーカーとしてはまだ安く売られたくないため価格は高いままの場合が多いです。

新製品を狙うのであれば、シーズンキャンペーンを行っている時期や年末セールなど大型のセール時期を狙いましょう。旧モデルであれば、新製品発売の1ヶ月前を狙うのがおすすめです。

ダイソンでは、定期的に公式オンラインショップで1〜2週間程度の期間で割引キャンペーンが実施されています。1〜2万円ほど安くなったり、アタッチメントが付属したりもするので、お得に購入したい方はこまめに公式サイトをチェックするのがおすすめです。目安として、2021年のこれまでに行われたキャンペーンの時期を簡単にまとめましたので参考にしてください。

掃除機は消耗品なので、使い続けて寿命がくれば動かなくなってしまいます。掃除機の最低寿命は6年。買い替えのタイミングの目安にしておきましょう。使用頻度が激しい場合、最低寿命よりはやく動かなくなってしまう場合もあります。

突然の不調で動かなくなる前に、新しい掃除機はチェックしておくのがベスト。急に壊れたからと買いに行くと高い時期にあたってしまうこともあるので、事前に計画を立てておきましょう。寿命の他に故障のサインが見られる場合も要チェックです。

電源・吸引力が落ちる、異音や異臭、コードの巻き取りがスムーズに行えないなどは故障の前触れが疑われます。以下の記事で寿命のサインや、故障の原因・対処方法について詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。お手持ちの掃除機に"寿命のサイン"が見られた時は、新しい掃除機の買い替えを検討しましょう。

メーカー保証はパナソニック・日立は購入から1年、ダイソンなら2年と多少差はあるものの、先述した掃除機自体の寿命よりも短い期間となります。実際、掃除機の不具合が見られる時期としては、1年以上∼5年までの間が多いようです。

特に家電量販店などで、高額の掃除機を購入される場合には、5年保証などのオプション追加をおすすめします。延長保証料金の相場は、購入される掃除機にもよりますが、数千円∼本体価格の5％程度にほとんど収まります。

掃除機を購入する際のポイントは大きく分けて4つあります。安価な製品ではないため、使いやすく生活ライフに合った掃除機選びが大切です。

掃除機にはキャニスター型・スティック型・ロボット型・ハンディ型とさまざまなタイプがあります。昔からあるキャニスター型はパワー＆耐久性に優れた製品が多く、しっかりと掃除したい方におすすめ。

スティック型は片手でサッと掃除ができるので、手軽に掃除したい方にぴったりです。ロボット型は共働き家庭のような掃除時間を短縮したい方に最適。ハンディ型は隅っこの取りにくいゴミを取り、サッと使えるのが特徴です。

それぞれ特徴が違うので、自分の生活ライフに合ったタイプの掃除機を選ぶのが大切です。使い勝手のよさにも関わってくるので、後悔しないように選びましょう。

コードの有無は使い勝手のよさに関わります。コード付きはバッテリー残量を気にする必要がないので、長時間使えます。また、安価で購入できるのもメリット。しかし、コードが届く範囲でしか掃除ができないので、コンセントを差し替える手間がかかります。

一方でコードレスは、コードを気にせず使用できるためコンセントから離れた場所でも掃除が可能。取り回しの良さやサッと使える手軽さが人気です。しかし、コード付きとは違い稼働時間が限られています。自分が住んでいる家の構図を考慮すると選びやすいですよ。

集塵方法には紙パック式とサイクロン式の2種類があります。紙パック式はゴミが溜まったらそのまま捨てられるので、手が汚れません。内部にホコリが溜まりにくいので面倒なお手入れをする必要がないのもメリットです。

しかし、使い捨てなのでランニングコストがかかる・ゴミが溜まると吸引力が低下する・排気のにおいが気になるなどのデメリットがあります。一方、サイクロン式はダストカップの中でゴミと空気が分離する方式。排気がきれいでランニングコストがかからない点がメリットです。

サイクロン式は定期的なメンテナンスが必要なのとまめにゴミを捨てなけらばならないデメリットがあります。また、捨てるときにホコリが舞いやすいのも難点。自分が使いやすい集塵方法の掃除機を選びましょう。

最近の掃除機はキャニスターでも軽量化されたモデルが販売されています。本体の重量が重いと疲れやすくなったり扱いにくくなったりするので、なるべく軽い軽量モデルを選びましょう。

本体重量が2.9kg以下だと持ち運びがしやすくなります。階段や天井などの高い場所も掃除したい方は、本体の重量をチェックしてください。

掃除を楽にしてくれるのが全自動のロボット掃除機ですが、ロボット掃除機は価格が高めで購入を躊躇してしまいます。しかし、ロボット掃除機を安く手に入れる方法があります。安く手に入れるなら、イベントなどをうまく利用のがポイントです。

たとえば、ネット通販サイトのAmazonでは、過去に｢Amazonホリデーセール｣を開催し、全自動のロボット掃除機である｢ルンバi7+｣を半額で販売しました。ロボット掃除機以外にダイソンのスティック掃除機も8％オフと非常にお買い得なセールでした。

また、家電量販店のビックカメラでも、「3日間限りの特別特価」として「ルンバ i7」を52%オフで販売し、通常価格89,000円のものが42,800円と驚きの価格です。このようにさまざまなイベントを利用すれば、大幅値引きでロボット掃除機が買えるチャンスがあります。

最新モデルにこだわらないのであれば、アウトレットで購入するのもおすすめです。新品と比べて安価に購入できのがメリットですよ。アウトレットは展示品や訳アリ商品が一般的です。

小傷が付いている場合もあるので、神経質な方にはあまりおすすめできません。予算優先である程度のことは気にならない方は、アウトレット製品もチェックしましょう。店頭・ネットで購入できるので、気になった方はぜひアウトレット商品を検索してください。

中古品なんてすぐに壊れるのでは？と懸念があるかもしれませんが、うまく選ぶと激安価格で、人気の掃除機を手に入れられます。中古で選ぶ際には、掃除機のコンディションや、使用する環境・シーンを考慮して選ぶことがポイントになります。

以下の記事で、中古品を選ぶ際の注意点など詳しく解説しています。キャニスター・コードレスなど掃除機のタイプによっても注視すべき点が異なりますので、ぜひ参考にしながら、お気に入りの掃除機を見つけてみてください。

昨今さまざまな商品が値上がりしています。その理由は、半導体不足や物流コストの上昇。半導体が必要な家電製品は特に大きく影響を受けています。さらにコロナ禍の影響で家電の需要が高まったことも一因です。

また、ウクライナ危機の影響で、原油価格とともに原材料の価格も上昇し、物流コストが高くなりました。最近は、上海のロックダウンで物流が止まるなど、値上げや品薄はしばらく続くでしょう。

掃除機は毎日使うものなので、使い勝手のいいものを買いたいですよね。しかし、掃除機は手軽に買い替える安価な家電製品ではないため、少しでもお得に買えると嬉しいものです。この記事を参考に安く掃除機を購入してくださいね。